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2005年12月28日

「はじめの一歩を踏み出そう」マイケル・E・ガーバー、世界文化社(2003/5) :93点, マイケル・E・ガーバー 

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
マイケル・E. ガーバー Michael E. Gerber 原田 喜浩
世界文化社 (2003/05)
売り上げランキング: 1,511
おすすめ度の平均: 4.69
5 起業を考えているサラリーマン、技術者必見の本
5 涙が出ました・・・
5 自営業・個人事業を始める前に読みたい本
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)(93点)


●著者紹介・・・マイケル・E・ガーバー

 スモールビジネス向けの経営コンサルタント会社E-Myth Worldwide
 の創業者。25000社以上のアドバイスを行う。
 本書は起業家養成講座の研修用テキストとして活用されている。


●この本は、お店の運営に疲れきっている女性のお話から
 始まります。いわゆる自分で何でもやりたがる起業家の
 陥りやすいパターンの典型だからでしょう。

 ・あなたは上司から逃げるために起業したのに、今度は
  事業そのものが上司として、あなたを管理しているという
  皮肉な状況に陥ってしまう。(p46)


●著者は、すべて自分でやろうとする職人タイプの人は
 起業してはいけない!と断言しています。

 つまり、経営者の仕事とは、作業を行うことではなく、
 仕事の仕組みを作り、人にやってもらうことだからです。

 ・職人タイプの人は、他の人が経営する会社で働くべきであって、
  決して自分で会社を立ち上げるべきじゃない。


●そして、仕事の仕組みとはマニュアルであると断言しています。
 マニュアル(システム)こそが、
 起業のサービスを規定しているのです。

 ・「事業のパッケージ化」は、会社の大きさに関係なく威力を
  発揮するという性質をもっている。(p94)


●実は、私はこの本を半年前に読んでいたのですが、
 このマニュアルを重視する考え方を消化しきれず、
 本書を今日までご紹介していませんでした。


●しかし、やはり、マニュアル(のようなもの)は必要である
 という考えに落ち着きました。

 それは、まずトヨタが海外に工場を作ろうとしたとき、
 まず、トヨタウェイを文書化したという事実。

 また、仕事の仕組みを売って事業を拡大しようとした場合、
 仕事のパッケージ化は避けて通れないと理解したからです。

 ・ライバルとの差別化をするのは、システムなんだ。システムが
  なければ、安定した商品やサービスを提供することはできない。
  (p201)


●起業家や、自社の事業を拡大していこうする人に
 必須の一冊だと確信しました。★5つとします。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・どんな事業にも選択肢は成長するか、縮小するかの二つしかない。
  ・・・いろいろな問題が起きてくると、職人タイプの経営者は
  それを解決することをあきらめて縮小させてしまう。・・・
  そして『事業を縮小する』会社は、死を迎えることになる。(p76)


 ・店を出た私は、もうあの店には行くまい、と決心していた。
  それはカットのせいではない。・・・それは、毎回のサービスに
  一貫性がなかったということである。(p120)


 ・お客さんにアンケートをすれば、彼らの住所がわかるよね?地図に
  書き込んでみると特定のエリアに集中するはずだから、それをきみの
  お店の商圏と考えるんだ。おまけにアンケートからは、特定の性別や
  年齢、趣味の人が多いこともわかるはずだから、商圏の中に住む人
  でも、現在の顧客に近い属性の人たちのリストを買えばいいんだよ
  (p213)(※米国では名簿の売買が頻繁に行われている)
  

「はじめの一歩を踏み出そう」マイケル・E・ガーバー、世界文化社(2003/5)
¥1,470(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
(93点)


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