「勝者のエスプリ」アーセン・ベンゲル、NHK出版(1997/8)¥1,575

勝者のエスプリ
勝者のエスプリ
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アーセン ベンゲル Ars`ene Wenger
日本放送出版協会 (1997/08)
売り上げランキング: 91,896
おすすめ度の平均: 4.5
5 フットボール以外の読みどころ
5 外から見た日本人を知るのにはもってこい
4 非常にわかりやすかった

【私の評価】 ★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ


■著者紹介・・・アーセン・ベンゲル

 1949年フランス生まれ。1989年よりASモナコの監督として
 フランスリーグ優勝2回、フランスカップ優勝1回。
 1995年から名古屋グランパスの監督となり、1年で天皇杯優勝。
 1996年からイングランドのアーセナルの監督として移籍。

●ワールドカップが開幕しましたので、
 サッカー関係の本を取り上げました。


●アーセン・ベンゲルは、ASモナコでの7年目のシーズン
 9位という低成績に責任を取って辞めることとなります。

 多くのチームから監督のオファーがありましたが、
 彼は、名古屋グランパスを選びます。

●名古屋グランパスでは、外国人選手をスカウトして戦力強化もしましたが、
 基本的には次の項目を繰り返し行っただけであると言います。

 ・トレーニングによる肉体強化
 ・自分で考えるサッカー
 ・戦術の徹底

●そして、各選手の資質、長所を伸ばすようにしたと言います。
 日本人には日本人の個性、長所があるということです。

 ・名波にドゥンガのようなプレーをしろと言っても、それは無理な
  話なのだ。・・・その人持っている長所を強調し、
  伸ばしていくことが面白いのだ。(p111)

●それまで、低迷していた名古屋グランパスは、
 アーセン・ベンゲル移籍後シーズン前期は4位、シーズン後期は2位、
 天皇杯では優勝を果たしました。


●サッカーにおいても、仕事においてもリーダー次第と
 いうことがわかる一冊です。★2つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私から見てレベルの高いスポーツ選手とは、ある意味では
  けっして自分に満足することのない完全主義者のことを
  指している。(p53)


 ・ヨーロッパでは、ある年齢に達すると自分自身に諦めてしまう
  ところがある。・・・日本人は常に進歩したい、向上したい
  という気持ちを持っている。(p103)


 ・日本人がヨーロッパへ来たときのショックは、相当なものがあるに
  違いない。・・・人というものは親切なものだと思い込んで
  ヨーロッパへ来たなら、街の至るところで食い物にされてしまうのは
  目に見えているからだ。(p174)


▼引用は、この本からです。
「勝者のエスプリ」アーセン・ベンゲル、NHK出版(1997/8)¥1,575
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