「緒方貞子という生き方」黒田 龍彦、ベストセラーズ(2002/3)¥1,575 :
ベストセラーズ
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単調な構成が最後まで続く本です
単なる感想文
自分の女性観を反映させたに過ぎない【私の評価】★★☆☆☆
■著者紹介・・・黒田 龍彦
1962年生まれ。大学卒業後、出版社を経て、
ジャーナリストとして国際文化研究を行う。
●緒方貞子さんは、1991年から2000年まで
国連難民高等弁務官として務めました。
その期間は、クルド難民、ボスニア、カンボジア、ルワンダと
多くの紛争があり、難民は増え続けています。
・地球上に1500万人といわれる難民を援助するUNHCRは、
五千人の職員と120ヵ所を超す現地事務所を抱える。・・・
予算は年間十億ドルにのぼる。(p47)
●そうしたなかで、緒方貞子さんは、
従来の難民の定義を変えて、自国内のクルド難民への
援助を決定したり、
紛争中の地域に入っていって援助を行うなど、
国連のUNHCRの規則や慣例を変えていきました。
・緒方さんはいくつかの規則や慣例に関して要求を聞き入れて
もらうために座り込みのハンガーストライキを行い、
組織に対して“ショック療法”を試みた。(p116)
●何より、自分が率先して危険な現場に入ることで、
関係者に難民救済への情熱と決意を示していたようです。
組織のトップが現場にいることは、士気も上がりますし、
トップが見当違いな判断をすることを防げるはずです。
・私は現場にいないと気がすまないんです。そうすることで、
現場感覚を失わないようにもしています。(p89)
●日本ではあまり報道されなかった緒方貞子さんの
偉大さが垣間見れる一冊です。
やや単調でしたので★2つとしますが、
緒方貞子さんについては、もう少し掘り下げて調べてみたいと思います。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・イラクという国はかなり工業化の進んだ国家で、
水ひとつとっても、浄化設備は整備されている。・・・
つまり、軍事目標である発電所が破壊されると、
・・・工業化された社会が原始時代に戻ってしまった。(p65)
・サラエボの人々を救うために、緒方さんはサラエボに空から
援助物資を届ける決断をした。・・・空輸手段は初めてであり、
停戦の合意なしの状態の戦闘の真っ只中へ乗り込んでの援助活動は、
従来のUNHCRの常識では考えられないことだった。(p75)
・同じ地球上で、これだけ多くの紛争が起こり、
たくさんの人が苦しんでいます。そのことに、
国際社会も無関心ではいけません。(p172)
▼引用は、この本からです。
「緒方貞子という生き方」黒田 龍彦、ベストセラーズ(2002/3)¥1,575
【私の評価】★★☆☆☆
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