「できる会社の社是・社訓」千野 信浩、新潮社 :
「できる会社の社是・社訓」千野 信浩、新潮社(2007/04)¥714
【私の評価】★★★☆☆
■著者紹介・・・千野 信浩(ちの のぶひろ)
1961年生まれ。大学卒業後、経済週刊誌記者として、
就職を切り口にした教育問題などを担当。
趣味は、サウナ巡り。
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●25もの社是・社訓を解説してくれる一冊です。
まず、第一に社訓自体が勉強になります。
そこには、創業者の思いが詰まっているように感じます。
・命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認し、その効果を
把握するまでは、これをなした者の責任である。その限度内に
おける責任は断じて回避できない。(責任三ヶ条)(電通:吉田秀雄)
●そして、伸びる会社はどこか異常なまでの信念、執念といったものが
あるように感じました。
そして、それは社訓があるから、社員に伝わるのではなく、
社長などリーダーが伝えていくものであるということです。
いくら社訓が良くても、それが社内に浸透し、
実際の業務に反映されなくては意味がありません。
・(日本電産)「他社が八時間働いているのであれば、われわれは16時間働き、
納期は半分にする」・・・あまりの忙しさに卒業生の早期退職が多い
じゃないかと某大学からクレームを受けたが、無視した。(p16)
●社訓を調べていただいただけでも、感謝できる一冊です。
エピソードも添えていただきましたので、★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・終戦後、中国大陸で市場を拡大していたため復員者が1000人に
上り、役員会は大量解雇の方針を決定する。しかし、出光は「社員の
クビを切らない」ということは社是であるとして、「乞食をするなら
いっしょにしよう」とすべてを雇った。(p91)
・「課長、部長、社長も包丁、盲腸、脱腸も同じだ。ようするに皆符丁なんだ。
命令系統をはっきりさせるために符丁があるんで、人間の価値とはまったく
関係がない。・・・(本田宗一郎)(p148)
▼引用は、この本からです。
新潮社 (2007/04)
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創業者の生き様が目に浮かぶような社是・社訓はやっぱりイイッ!
サクッとコンプライアンス本
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