「26歳、熱血社長、年商70億の男」杉本 宏之

26歳、熱血社長、年商70億の男―倒産寸前から、劇的なV字回復を遂げた男達の闘い
【私の評価】★★★★★(90点)


■著者紹介・・・杉本 宏之(すぎもと ひろゆき)

 1977年生まれ。19歳で不動産会社に就職。
 3年間トップセールス。
 24歳の時に独立し、エスグランドコーポレーションを設立。


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●蒸し暑い日が続きますが、この本も熱い一冊です。
 これだけ熱い本ははじめてでした。

 その熱さに、著者が24歳で独立したときには、
 会社の部下が15人もついてきました。

 ・「杉本課長のおかげでここまできたんだから、
   課長についていくまでです。どんな会社であろうとやります。」
  そう言ってくれた。(p53)


●しかし、実績のない会社が順調に成長するほど、
 世の中は甘くありません。

 資本金の4000万円はすぐに底をつき、
 出資者に追加の借金をお願いすることになりました。


●言い訳をする著者に、出資者は、
 「おまえは本気でない・・・言い訳だけじゃないか・・・
  経営者として失格・・・」と厳しい言葉を浴びせます。

 そこで著者はやっと目を覚ましました。
 自分は慢心していた。環境のせいにして言い訳だけしていた。
 本気をだしていなかったのです。

 ・トップセールスマンとして、華やかな生活をしているうちに・・・
  泥まみれの19年間を忘れてしまったのだ。・・・すべてを周りの
  状況のせいにしていた。・・・全部、俺の責任じゃないか。(p71)


●その後は、社員が一体となって、業績を上げていくのですが、
 本当に涙がいっぱい出てきます。

 恵まれた現代社会ですが、
 本当はだれでも涙を流すくらい真剣に打ち込めるプロジェクトを
 やってみたいと思っているのではないかと思いました。


●その後の上場までを書いた「1R男」という本もありましたが、
 こちらは紹介するレベルにありませんでしたので、
 同じ人でも書き方でこれほど違う仕上がりになるのは不思議です。

 とにかく熱い一冊ということで、★5つとしました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・松下幸之助氏が言った、次のような言葉がある。
  「賢い人と偉い人は違う。賢い人は物知りで頭のいい人だが、
   こういう人が実は国を滅ぼすのだ。偉い人とは山や谷を乗り越えた
   回数が多い人だ。・・・この人にはだれもが頭が下がる」(p115)


 ・何よりの武器は、再び金に窮するような生活に戻りたくないという、
  強烈なハングリー精神だった。19年間の生活を思えば、セールス
  という難しい仕事も、まったく苦労ではなかった。母の涙を思い出せば、
  自分には涙を流す資格もないと思った。(p37)


 ・杉本社長(当時は課長)はやさしさと激しさがない交ぜになっていた。
  部下からすると、怖いし、しかし頼りがいになる人だった。
  (p150)


▼引用は、この本からです。

26歳、熱血社長、年商70億の男―倒産寸前から、劇的なV字回復を遂げた男達の闘い
杉本 宏之
経済界 (2004/03)
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5 熱い
5 平成の世の中での珍しい生い立ちと成功
1 成功の自叙伝で経営を云々・・・

【私の評価】★★★★★(90点)


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