「20代会社員の疑問-いま、働くこと」山本 直人、PHP研究所

20代会社員の疑問―いま、働くこと
【私の評価】★★☆☆☆(64点)


■博報堂にて若手の人材育成に取り組んだ著者の、
 サラリーマンという仕事を
 若手にアドバイスするという視点から考察した一冊です。


■サラリーマンは仕事の安定性はあるものの、
 その一方で働くことの意義を見つけることに
 悩んでいる人が多いようです。

 無能に見える上司、つまらない仕事、先に出世する同僚・・・
 若手にとって、グチの一つでも言いたくなる
 ことは多いはずです。


■そうした中で、どう考えれば
 より前向きになれるのでしょうか?

 上司が無能に見えるのは、自分が無能だから・・・
 つまらない仕事があるのは、自分がつまらない人間だから・・・
 同僚が出世するのは上司がそう判断したから・・・


■やはり何か壁にぶつかっているということは、
 自分の考え方に乗り越えるべき壁があるということなのでしょう。

 若手には、それがなかなかピンと来ないのは当然ですが、
 ピンと来る人、来ない人では大きな差となるのでしょう。

 ・後になれば「経験しておいてよかった」ということも、
  気が乗らない当事者にとってはピンと来ないのも当然だろう。・・・
  どうしても焦りが生まれる。その原因は何か。
  実は同僚への嫉妬が関係している気がする。(p26)


■若手の気持ちがちょっとわかる一冊でした。
 著者も本書を書きながら、
 手探りの部分もあったと思います。

 仕事の視点で学ぶべき点がいくつかありましたので
 ★2つとしました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・ビジネスの現場は摩擦の連続だ。人と人とが異なる意見をぶつけて、
  それを調整しながら事は進んでいく。「そんなやり方じゃダメだ」と
  先輩から厳しく言われるところからすべては始まる(p98)


 ・まだマネージャーになっていない先輩がダメな場合。
  これはある程度やむを得ないと思う。・・・
  問題はマネージャー層がダメな場合である。
  これは真剣に転職を視野に入れた方がいい。(p82)


▼引用は、この本からです。

20代会社員の疑問―いま、働くこと
山本 直人
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1 ありがちだから役に立たない。
3 なるほどね
5 20代会社員の疑問は、いまさら聞けない永遠のテーマ

【私の評価】★★☆☆☆(64点)


■著者紹介・・・山本 直人(やまもと なおと)

 1964年生まれ。博報堂にてコピーライター、
 ブランドコンサルティング、人材開発を経験して、2004年独立。
 青山学院大学、産業能率大学講師。

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■関連書評■
a. 「スピリチュアル ワーキング・ブック」江原 啓之、三笠書房
【私の評価】★★★★★

b. 「仕事ができる人の心得」小山 昇、阪急コミュニケーションズ
【私の評価】★★★★★


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