「娘に贈る12の言葉」ジム・ロジャーズ、日本経済新聞社 :93点, ジム・ロジャーズ
■1970年代にジョージ・ソロスと「クォンタム・ファンド」を運営し、
10年で40倍という結果を出した、
伝説の投資家ジム・ロジャーズの一冊です。
著者の未来を見通す力は、すでに2000年頃から
「商品」や「中国」に投資していたことから、証明されています。
この未来を見通す力は、
どこから生まれるのでしょうか?
■まず、第一に、歴史を学び、情報を収集し、
基本的情報をすべて頭に入れる必要があります。
投資の神様といわれる人でも、
基本はしっかり勉強しているわけです。
・私が投資をする際には、どんなステップも軽んじない。
株に投資するときは、すべての財務諸表に目を通し、
細かい注意書きも見落とさない。経営側が発表した財務諸表や
見通しに関しては、すべて裏を取ることにしている。(p22)
■さらに、自分で現場を見ることです。
自分の目で見れば、必然的に結果が見えてくる
というのが本質のようです。
・本の頼ってはいけない
その目で世界を見ておいで(p40)
■著者の目から見ると「日本の将来は暗い」・・・
私たちは、自らの努力によって、10年後に
「この予測は間違いだった」と、
著者に言わせなくてはならないのでしょう。
・日本の株式市場は安い・・・しかし、日本は長期投資向きではない。
日本には小子化という深刻な問題があり・・・日本の財政赤字は悪化
し続けている・・・かつては歴史上偉大であった国々が衰退していった
のと同じように、日本も劇的に衰退していくのだろうか。(p104)
■未来を見通す伝説の投資家の思考が、この一冊でわかります。
安易な投資に警鐘を鳴らす一冊として、★5つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分自身で調べ、考え、確信できることを見つけなさい。
そうすれば、ほとんどの場合、自分を押し殺して集団の意見に
従うよりも、むしろ正しい行動をとることができる。(p8)
・世界へ踏み出す前に、まずその国の歴史を調べることだ。
歴史を知らずに他の国に足を踏み入れても、君はその瞳に映る
ものの大半を理解することはできないだろう。(p79)
・BRICs・・・世界を冒険した人間の視点からは、
ブラジルと中国には強気になれても、ロシアには弱気であり、
インドに対しては懐疑的にならざるをえない。(p45)
▼引用は、この本からです。
日本経済新聞出版社 (2007/04/28)
売り上げランキング: 732

大好きなことに情熱のすべてを注ぎなさい
あのジム・ロジャーズが、人生と投資で成功するポイントを、独自の視点で解説する。
子供に伝えたい内容こそ、その人の本質【私の評価】★★★★★(93点)
■著者紹介・・・ジム・ロジャーズ
1942年生まれ。大学卒業後、米陸軍、その後ウォール街で働く。
国際投資会社クォンタム・ファンドを共同で設立。
10年間で40倍以上のリターンを実現。(同時期、米株式は1.5倍)
37歳で引退し、コロンビア大学で教鞭をとる。
1994年にバイクで、2003年に車で世界一周旅行を行なう。
─────────────────
■関連書評■
a. 「商品の時代」ジム・ロジャーズ、日本経済新聞社
【私の評価】★★★☆☆
b. 「冒険投資家 ジム・ロジャーズ世界大発見」J・R、日本経済新聞社
【私の評価】★★★★★
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
![]()
![]()
![]()
| メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 |
| 配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
