「感情を出したほうが好かれる」加藤 諦三、三笠書房 :75点, 加藤諦三
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「感情を出したほうが好かれる―「対人関係」に自信がつく本 (知的生きかた文庫)」加藤 諦三、三笠書房(1997/09)¥520
【私の評価】★★★☆☆(75点)
■著者の加藤諦三さんは、若い頃は小心者で、
人に気に入られたいために、依頼を断れない人間でした。
その結果、多くの仕事に追われ、
自分の大切な用事を後回しにしなくてはならず、
最後には、過労で倒れました。
・気の弱い人は嫌われることを恐れて、軽く扱われることを選んでいる
のである。どんなに相手の要求に応えても決して好意を得ることはない。
もちろん尊敬など決して得られない。(p182)
■加藤さんは、仕事上、心理学を学ぶことができたため、
自分を出すことで、世界が変わるということを知りました。
いやなことを言われたら、
「それはいやです」「できません」
と言うことで、新しい世界が開かれたのです。
・立派に行動したら好かれるという考え方が間違っているのである。
せいぜい自分にふさわしい程度の立派さでいいのである。相手の言動が
いやなときには、ストレートに「それはいやです」と言ったほうが
好かれる。(p33)
■生きていくうえで、大切な内容の本だと思いました。
日本人であれば、だれでも自分を犠牲にしてまでも、
頑張らなければならないと考える傾向があるように思います。
しかし、相手にとって良いことでも、
それが自分の幸せにつながらないことであれば、
それは決して自分の人生にプラスとはならないのかもしれないのです。
・暗い顔をして「私さえ我慢すれば」と言っている母親は日本に多い。
しかし、その我慢こそ家族を不幸にしているのかもしれないということを、
母親達は考えたことはないようである。(p146)
■本としては、くどい感じもありますが、
「自分を出す」「自分を尊重する」という大切なことを
教えてくれる一冊です。★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・人を喜ばせて、自分も嬉しくなければ
その好意はウソである(p100)
・自分を抑えることで人に気に入られようとしている人間は、
ずるい人間にとっては都合がいい。周囲にはそのような利己的な
人間が集まる。気が弱い人のほうは、皆にとって都合が
いい人間になることで気に入られようとする。(p43)
・やたらにご馳走すること。いい仕事をまわすこと。誰に対しても
金離れのいいこと。何に対してもイエスと言うこと。それらのことで
相手の心をとらえることはまずない。結果は逆である。軽く見られて
しまう。(p123)
・自分から明るい人を求めていきなさい(p190)
▼引用は、この本からです。
「感情を出したほうが好かれる」加藤 諦三、三笠書房(1997/09)¥520
【私の評価】★★★☆☆(75点)
■著者紹介・・・加藤 諦三(かとう たいぞう)
1938年生まれ。東京大学、ハーバード大学研究員などを経て、
現在、早稲田大学教授。
心理的側面からよりよい生き方を示唆する著作が多い。
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■関連書評■
a. 「すべての出来事をチャンスに変える心理学」加藤 諦三、三笠書房
【私の評価】★★★★☆
b. 「自分を嫌うな」加藤 諦三、三笠書房
【私の評価】★★★☆☆
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