2008年6月アーカイブ

松下幸之助の実践心理術―「無」から「有」を生み出す究極の心理テクニック
【私の評価】★★★★★(92点)


■経営の神様 松下幸之助は、お客様だけでなく、
 社員も感動させてきました。

 そうした感動のエピソードを集めた一冊です。


■部下を3時間も叱りつづけるなど、
 激烈なエピソードもありますが、
 底辺にあるのは( 真剣さ )でしょう。

 それは仕事だけでなく、
 遊びにおいても( 真剣 )なのです。


■会社の行事などで、
 手違いからスケジュールを変更しなくてはならないことは
 よくあることだと思います。

 しかし、そんなとき松下幸之助は、たいがい
 「そんなに簡単に妥協するなら、やめてしまえ!」
 と、激怒して叫ぶのです。


  ・馬鹿もん!・・・いくら運動会というても、大事な大事な催しや!
   それを国旗掲揚はぶいてどないするんや!そんな横着して、
   一体どうするんや!おまえら、そうしたいんなら運動会はもう中止や!
   中止せい!(p143)


■そこには、こうした行事でさえ、
 ちょっとしたアクシデントに左右されるような
 心持では、真剣勝負の仕事においては死を意味するという
 直感、恐怖があったのではないかと思うのです。

 そうした「細かなところまで、こだわる真剣さ」を
 仕事だけでなく遊びでも追及し、
 社員にそうした経営哲学を伝えようとしていたのかもしれません。


  ・目に見えるものだけを大切にした経営は、決して
   最終的によくならんよ。目に見えない部分のもんをもっと
   大切にせんと、結局行き詰まるんや・・・「目に見えないもの」
   とは・・・「その会社にある経営哲学、理念だよ」(p148)


■なぜ、松下幸之助は人を感動させることができるのか?
 その一端を知ることができる一冊でした。

 知らないエピソードもありましたので、
 本の評価としては、★5つとします。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・彼がもっとも恐れたのは、手抜きだった。・・・
   手抜きした仕事の結果云々が問題なのではなく、
   手抜きした過程で、それが「癖になってしまう」ことを、
   幸之助はもっとも恐れたのである。(p33)


  ・月給の社員への給料袋には、幸之助が一人一人、
   その人へのこれからの熱い期待と
   これまでの感謝を込めてメッセージが添えられていた。(p162)


  ・一人では貯まらない金も、二人だと将来の展望が立って、
   貯められる。不思議と、一人では苦しい生活が、
   二人になると食えるようになるものだ。(p102)


▼引用は、この本からです。

松下幸之助の実践心理術―「無」から「有」を生み出す究極の心理テクニック
赤塚 行雄
日本文芸社
売り上げランキング: 5043
おすすめ度の平均: 4.0
4 松下幸之助の生き方

【私の評価】★★★★★(92点)


■監修者紹介・・・赤塚 行雄(あかつか ゆきお)

 1930年生まれ。
 東大卒業、スタンフォード大学に留学後、日本大学助教授、
 長野大学教授などを経て評論家。中部大学教授。
 著書多数。

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■関連書評■
a. 「人を見る眼 仕事を見る眼 松下幸之助エピソード集
【私の評価】★★★★★

b. 「続・志のみ持参」上甲 晃、致知出版社
【私の評価】★★★★★


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幸せになる法則―正しく生きる人が幸福をつかむ
【私の評価】★★★☆☆(74点)


■倫理法人会の創始者である丸山 敏雄さんの名言集です。


■丸山 敏雄さんの特徴は元宗教家でありながら、
 宗教を超越し成功哲学を織り込んだような「倫理」
 活動を推進したことでしょう。

 その活動は、倫理法人会の活動などに 
 引き継がれています。

  ・世の中は、人が作る、人が変える。
   何をくよくよし、何をびくびくするのです。
   思うことを信ずることを、断固としてやってのけましょう。(p142)


■内容としては、感謝の大切さ、
 苦難は自分を成長させる、
 思考が現実化するなど、
 現代の成功哲学を網羅しています。

 丸山 敏雄さんは、中村天風にならぶ、
 日本の成功哲学者の一人なのかもしれません。


■成功の秘訣は、昔から同じなんだなと思いながら、
 本の評価としては★3つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・親に感謝するのである。肉体を感謝する。
   それと同時に我が周囲にありますもの、
   何によらず喜んでこれを受ける。(p15)


  ・私は「気がつくという事はそれをせよという、
   我境に一貫した一つの至上命令である・・・」
   と、思うようになった。(p49)


  ・良師につぐものは良書であります。・・・
   良師・良書は、至誠心より求めて止まぬ時、
   初めて与えられるものであります。(p117)


  ・行きづまりこそ、大成の基であります。
   いやになる時こそ、壁一重のところに進歩がまっているのです。(p204)


▼引用は、この本からです。

幸せになる法則―正しく生きる人が幸福をつかむ
丸山 敏雄
PHP研究所
売り上げランキング: 18549

【私の評価】★★★☆☆(74点)


■著者紹介・・・丸山 敏雄(まるやま としお)

 明治25年生まれ。師範学校などの教諭として働く。
 37歳で大学に入学し、精神文化・歴史、宗教、道徳を研究する。
 昭和20年倫理活動を開始し、「新世文化研究所」(後の倫理研究所)
 を創設。昭和26年逝去。

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■関連書評■
a. 「賢者の書」喜多川 泰、ディスカヴァ21
【私の評価】★★★★☆

b. 「地上最強の商人」 オグ・マンディーノ 
【私の評価】★★★★★


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父の威厳 数学者の意地 (新潮文庫)
【私の評価】★★★★☆(86点)


■数学者 藤原 正彦さんのエッセー集です。
 膨大なエッセーで読むのが大変でした。

 やはり面白いのは、父親の新田次郎と
 母親の藤原ていのエピソードでしょう。

  ・父は変わらず仕事に励んでいた。出世の方はままならず、
   いつまでたっても課長補佐で、新しい課長はいつも東大卒だった。
   そんな頃、私が東大に合格した。父は大喜びだった。
   「これで東大コンプレックスが半分なくなった。お前みたいなバカでも
   入れるんだからない。」(p48)


■また、アメリカやイギリス生活が長いので、
 国際関係の主張に鋭いものがあります。

 「国際化とは、自国の文化を学ぶことにある」と主張していますが、
 海外生活が長い著者の実感なのでしょう。


■いつもどおり少し毒を持ったジョークもたくさんあり、
 長く楽しめる一冊です。

 出張や旅のお供によろしいのではないでしょうか。
 本の評価としては、★4つとしました。
 
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・イギリスでは、古いものほど貴いのである。・・・
   レストランなどの店が、看板やドアにSINCE 1830などと書くのは、
   古いことを威張っているのである。これを真似て我が国でも最近、
   SINCE 1990 などというのを見かけるが、こっけいである。(p163)


  ・「本を読まないと偉くなれない」、と
   子供の頃から親や先生に叩き込まれた・・・
   父から「本代だけはケチるな」とも言われていた(p190)


  ・幕末から明治中期にかけて、主に下級武士出身の者がかなり海外に渡航したが、
   彼等の多くは現地の人々の賞賛を博したという。彼らは流暢な英語も、洗練された
   西洋マナーも、世界史や世界地理の知識も、さして持ち合わせていなかった。
   彼らが体得していたのは、古典や漢籍の教養そして武士道精神くらいだった(p217)


▼引用は、この本からです。

父の威厳 数学者の意地 (新潮文庫)
藤原 正彦
新潮社
売り上げランキング: 59795
おすすめ度の平均: 4.0
5 ある意味すごい
5 面白さに星5つ
4 負けず嫌いだった父親
3 武士道
5 藤原節が炸裂

【私の評価】★★★★☆(86点)


■著者紹介・・・藤原 正彦(ふじわら まさひこ)

 1943年生まれ。お茶の水女子大学教授。
 故・新田次郎と藤原ていの次男。

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■関連書評■
a. 「国家の品格」藤原 正彦、新潮社
【私の評価】★★★★☆

b. 「遥かなるケンブリッジ」藤原 正彦、新潮社
【私の評価】★★★★★


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察知力 (幻冬舎新書 な 4-1)
【私の評価】★★★★★(92点)


■やや地味ながら、サッカー日本代表で光っているのは、
 著者の中村 俊輔選手です。

 この本を読んで、「一流の人には、
 一流である理由があるのだな」と思いました。


■中村選手は、技術的に高いものを持ちながらも、
 身体的に劣る部分があり、小さいときから
 必ずしも順調に選抜されているわけではありません。

 だから、そんな状況でグチを言っても何も変わらない。
 自分の能力を高めて、アピールしていくしかないことを
 知っているのです。

  ・ふてくされてしまうのが、もっともいけないことだ。
   ・・・チームメイトのなかにもそういう選手を見ることがある。
   そんなとき、「もったいないな」と感じる。(p159)


■中村選手の成長の秘訣は、
 とにかく自分に合った厳しい環境に身を置くことです。

 そこに身を置くことで、自分の欠点が見えてくるので、
 そこを修正していくと次の段階にステップアップできるのです。

  ・刺激がなくなったとき、それを手にするために環境を
   変えることは、ひとつの手段として、当然の選択だろう。
   ・・・「未来の自分」「なりたい自分」を想定し、
   そのために必要な環境を選ぶこと。(p100)


■身体的ハンディを持ちながらも、
 常に自分を向上させてきた中村選手に
 一流の凄さを見ました。

 この一冊で、サッカーを見る目も変わってくると思います。
 「一流には一流の理由がある」と思わせてくれる
 一冊でしたので、★5つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「自分にはまだまだ歯が立たない」と思える素晴らしさ(p15)


  ・満足してしまい、痛い目にあったことが過去にあるから。
   あんな思いは二度としたくないといつも思っている。
   だから、いつも先を見て、・・・準備しなくちゃいけない(p17)


  ・「入った!」というより「練習通りにできた」という
   感覚だった。・・・たくさんの引き出しがあると、
   自分を信じることができる(p62)


  ・難局こそ、課題を見つけるチャンスだ(p80)


  ・成功だったかどうかなんて、引退してから考えることだ。・・・
   どんなことがあっても、大きな目で見れば「失敗はない」と思っている。
   ・・・次へ活かすことができれば失敗にはならない。(p165)


▼引用は、この本からです。

察知力 (幻冬舎新書 な 4-1)
中村 俊輔
幻冬舎
売り上げランキング: 30
おすすめ度の平均: 5.0
4 さすが俊輔!
5 ありのままの中村選手であるということ。
5 中村選手への印象が変わりました
5 勝負の世界で生きる者の物語としても、面白い
5 日本を代表する選手の生の言葉

【私の評価】★★★★★(92点)


■著者紹介・・・中村 俊輔

 1978年生まれ。97年横浜マリノス加入。
 2000年MVP獲得するなど活躍。
 2002年にイタリア・セリアAレッジーナ。
 2005年にスコットランド・セルティックFCへ移籍。
 ベストイレブン、年間最優秀ゴール、MVPなど受賞。

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■関連書評■
a. 「オシムの言葉」 木村元彦
【私の評価】★★★★★

b. 「中田語録」文藝春秋
【私の評価】★★☆☆☆


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「お先に失礼!」する技術  「断る」「決断する」「切り上げる」「見極める」ための極意
【私の評価】★★★☆☆(75点)


■日立製作所の柴田さんが教えてくれる仕事のコツ集です。

 柴田さんの仕事のコツは出世することが目的ではなく、
 仕事でしっかり成果を出しながら、
 プラスアルファのこともやってみようというものです。

  ・「お先に失礼する」人が職制の階段を足早に駆け上がって
   いくとは思えません。マフィアとなって地下組織を支配するとも
   思えません。ある種の達人として生きていく人が多い(p114)


■会社で出世の階段を登っていくためには、
 定時で帰るのは大きなハンデでしょう。

 しかし、仕事で圧倒的なスピードと実績を出していれば、
 定時に帰りながら、仕事で認められることもできるのです。

  ・会社の仕事の改善に取り組む→その改善を通して、仕事を楽しく
   生き生き効率的にやるコツをつかむ→つかんだコツを使って会社の
   仕事を少し増やす→会社以外の仕事も少しやってみる(p37)


■特に印象に残ったのは、自分のやりたいことを
 関係するあちこちの部署に説明して歩くということです。

 すると、はじめは反対もありますが、
 時間とともに賛成する人も増え、
 中には自分のアイディアと勘違いする人さえいるそうです。

 会社の中長期に重要なもの、革新的なものは
 こうした地道な根回し(洗脳)が必要なようです。

  ・私は本当にやりたいことがあるときは、その内容を1枚の絵にまとめて、
   ほうぼうに説明しに行きます。・・・これはある種の洗脳(p96)


■「お先に失礼!する技術」というよりも、
 上司の仕事術として読みました。

 仕事術としてはレベルが高かったので、
 ★3つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・私がリーダーとして関わった企画の例・・人選・だれでも参加できる
  ・・・情報共有の徹底・・・手を抜かない・・・率先した細かい行動
  ・・・作品としての完成度へのこだわり(p90)


  ・私は、仕事を企画したり、仕事を依頼されたりしたとき、極力
   人に頼んでしまうようにしています。・・・頼むことはかなり
   難しいことなので、訓練しておかないとうまくいきません。(p104)


  ・一緒にやった仕事で得意・不得意を見分ける(p157)


▼引用は、この本からです。

「お先に失礼!」する技術  「断る」「決断する」「切り上げる」「見極める」ための極意
柴田英寿
WAVE出版
売り上げランキング: 11091
おすすめ度の平均: 3.5
1 エリート会社員のための本
4 本当に大切なことをしよう!
5 納得!
4 同感
4 心構えが重要と

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■著者紹介・・・柴田 英寿(しばた ひでとし)

 1967年生まれ。日立製作所で勤務しながら、
 大学講師、研究会、朝食会などを主催する。
 著書多数。

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■関連書評■
a. 「デッドライン仕事術」吉越 浩一郎、祥伝社
【私の評価】★★★★★

b. 「よくわかる部下取扱説明書」松井 貴彦、文香社
【私の評価】★★★★★


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出逢いの大学
出逢いの大学
posted with amazlet at 08.06.26
千葉 智之
東洋経済新報社
売り上げランキング: 78
【私の評価】★★★★☆(84点)


■「仕組み仕事術」のような本が増えてきましたが、
 今回は、人脈を作る仕組みを作ろうという一冊です。

 著者は、「パワーランチ」「パワーディナー」を主催することで、
 出会いの仕組みを構築しています。

  ・「人と出逢うしくみを作る」ということです。・・・
   僕の例を話しますと、「銀座パワーランチ」というランチの会を
   週一回、もう3年も続けています。(p76)


■具体的には、MixiやGreeなどのSNSでコミュニティを作り、
 その参加者に呼びかけて会を開催するというものです。

 主催者となることで、すべての情報が自分のところに
 集中することになります。


■著者が教えてくれる人脈形成のコツは、
 相手にメリットを与えるということです。

 したがって、もし相手から「初めてのお願い」があったら、
 これは受けなくてはなりません。

  ・「初めてのお誘い」は、
   仕事を投げ打ってでも行くべきです。(p165)


■人脈とは簡単に作れるものではありません。
 まして、何もしなければ作れるはずもありません。

 出会いの仕組みを作るという視点は、
 他にも応用できるものであり、参考になったので、
 本の評価としては、★4つとしました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「初対面」がそんなに多くない普通のサラリーマンにとっては、
   質うんぬんをいう前に、まず「人と会う」ことが大切なんです。(p66)


  ・見返りを期待しないことが
   もっとも見返りを得る秘訣(p40)


  ・参加費が高いとそれだけ質の高い人が集まります。(p140)


  ・思い込みのバリアを破るためには、
   やはり上のレベルの環境に「慣れる」しかない(p34)


  ・「人から頼みごとをされやすい人」は
   「人から認められている人」ってことです。(p169)


  ・1回名刺交換しただけで、いきなり自分のメルマガを
   強制配信してくる人がまれにいます。・・・
   解除方法がよくわかんなかったりして大迷惑。(p176)


▼引用は、この本からです。

出逢いの大学
出逢いの大学
posted with amazlet at 08.06.26
千葉 智之
東洋経済新報社
売り上げランキング: 78
おすすめ度の平均: 4.5
1 期待外れ
4 人脈観
5 人脈とは何か?
5 見返りを期待せずに与えなさい
3 さらっと読める、出会いの講義

【私の評価】★★★★☆(84点)


■著者紹介・・・千葉 智之(ちば ともゆき)

 1973年生まれ。建設会社を経て、情報メディア企業勤務。
 3か月に1回「パワーディナー」を開催し、数百人を集める。

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■関連書評■
a. 「人脈の教科書」藤巻 幸夫、インデックス・コミュニケーションズ
【私の評価】★★★★☆

b. 「「伝説の社員」になれ!」土井 英司、草思社
【私の評価】★★★☆☆


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修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)
【私の評価】★★★☆☆(79点)


■昭和初期に天王寺師範学校において
 森 信三先生が教師の卵である学生に行った
 修身の授業記録です。

 「修身」の教科書を使わず、
 森 信三先生独自の授業を行っています。


■森 信三先生の基本的な考え方は、
 「人生二度なし」であり、
 この貴重な人生をより良いものにしようというものです。

 技術論、方法論はほとんどなく、
 精神的な規範を説いているのが印象的でした。


  ・人生はしばし申すように、二度と再び繰り返し得ないものであります。
   したがってまた死・生の悟りと言っても、結局はこの許された地上の
   生活を、真に徹して生きるということの外ないのでしょう。(p523)


■特に読書の大切さを強調し、
 二宮尊徳、吉田松陰、論語など
 マジメな良い本を紹介している場面が多くあります。

 書物が貴重な当時としては、
 生徒に強烈な印象を与えたのでは
 ないでしょうか。


■精神論が中心でしたが、こうした授業を
 学校で行ってほしいものです。

 本の評価としては★3つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・人間の知恵というものは、自分で自分の問題に気付いて、
   自らこれを解決するところにあるのです。
   教育とは、そういう知恵を身に付けた人間をつくることです。(p134)


  ・諸君は、指し当たってまず「一日読まざれば一日衰える」
   と覚悟されるがよいでしょう。(p65)


▼引用は、この本からです。

修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)
森 信三
致知出版社
売り上げランキング: 1696
おすすめ度の平均: 5.0
5 何歳になっても学びが多い本
5 これは本物である。
5 人生のバイブル
5 心底納得できる本ですね。
5 背筋を伸ばし読んでしまう

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■著者紹介・・・森 信三(もり のぶぞう)

 1896年生まれ。京都大学卒業後、
 天王寺師範学校の専攻科講師となる。
 1939年旧満州の建国大学に赴任。
 1953年神戸大学教育学部教授。
 1965年神戸海星女子学院大学教授。
 1975年「実践人の家」を設立。
 1992年逝去。

─────────────────

■関連書評■
a. 「私が一番受けたい授業」上田情報ビジネス専門学校
【私の評価】★★★★☆

b. 「福沢 諭吉 国を支えて国を頼らず」北 康利
【私の評価】★★★☆☆


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素心のすすめ」池田 繁美、モラロジー研究所(2004/03)\1,260
私の評価】★★★☆☆(73点)


■著者は会社を経営しながら、
 人間的に成長してきたようです。
 素心とは「素直」な心です。
 

  ・素直な心とは、直面するものごとの本質を
   あるがままに受け入れられる状態をさしています。・・・
   心が素直であると、判断に誤りがなく、
   まわりの人や自然からも支持されてきます。(p30)


■素直な心からは、笑顔、よい言葉が出てきます。
 すべては自分が原因であることがわかってくるのです。

 そして、社会においては使命感を持って、
 感謝の心で仕事をすることが大切です。


  ・与えられた命を正しく生かすとは、
   おのれの天分に気づき、それをさらに鍛錬することによって
   世の中の役に立つことをいうのではないでしょうか。(p105)


■このように正しい考え方を教えてくれる一冊でしたので、
 本の評価としては★3つとしました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・<しつけ>とは、<し続ける>ことである。
   「どんなことでもいいから、ひとつのことを
    <し続ける>習慣を持ちなさい。
    それがきっと諸君の将来に役立つはずです」(p118)


  ・私は、誕生日とはまわりからお祝いをしてもらう日ではなく、
   自分を生み育ててくれた親に感謝する日だと思っています。(p172)


  ・「いつも、ニッコリ」
   ビジネス・ダイアリーの表紙を開くと、
   私の字で黒々と大きく、そう書かれています。(p44)


▼引用は、この本からです。
素心のすすめ」池田 繁美、モラロジー研究所(2004/03)\1,260
【私の評価】★★★☆☆(73点)


■著者紹介・・・池田 繁美(いけだ しげみ)

 1948年生まれ。経営コンサルタント、税理士、
 池田ビジネススクール学院長。
 人格向上のための「素心塾」「耕心塾」を主催。

─────────────────

■関連書評■
a. 「宇宙を味方にする方程式」小林 正観
【私の評価】★★★☆☆

b. 「素直な心になるために」松下 幸之助
【私の評価】★★☆☆☆


読んでいただきありがとうございました!

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主題のある人生 一隅を照らす生き方とは何か
【私の評価】★★★★☆(85点)


■不思議な一冊でした。

 「人生にはいろいろある」から始まり、
 著者の経験談が語られていくかと思えば、
 安岡正篤、中村天風、丸山敏雄、森信三、佐藤一斎など、
 日本の代表的な哲人の思想が紹介されていきます。


■最後まで読んでわかったのは、
 著者はこの本で「人生の知恵」を
 伝えたかったということです。

 掃除は鍵山秀三郎さんから、積小為大は安岡正篤さんから、
 思考の大切さは中村天風さんから学ぶのです。

  ・遠回りのようであるけれども、一歩一歩進むしかないのだ。・・・
   安岡の生涯を貫く信条だった「一燈照隅、万燈照国」とは
   そういうことだ。(p137)


■神渡さんは、38歳のとき脳梗塞で倒れてから、
 生かされていることと、自分の使命に気づき、
 たった一度の人生を楽しむことを学んだようです。

 そしてそれを伝えることを自分の使命として、
 活動されているように感じました。

  ・理性のブロックを外し、すべてを忘れて、今、ここを楽しみなさい。
   あなたは今まであまりにも頭であれこれ考えすぎてしまい、
   今、ここを楽しむことをしてこなかった。(p103)


■「日本版の成功大学」といった趣の一冊でした。
 本の評価としては、★4つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・楽しく人生を生きるため
   私はたくさんのものを
   手に入れたかった
   しかし、価値ある人生を生きるため
   生きる目的を与えられた(p64)


  ・私共の会社では、残業のとき出前を取ると、
   綺麗に洗ってお返しするようにしています。
   ・・・高邁な理想を云々するよりも、
   そうしたことのほうが大事です(鍵山秀三郎)(p82)


  ・安岡は静座をすることによって自分をつくると同時に、
   読書によって人間学を深め、
   いっそう肚(はら)をつくろうと言う。(p303)


▼引用は、この本からです。

主題のある人生 一隅を照らす生き方とは何か
神渡 良平
PHP研究所
売り上げランキング: 866
おすすめ度の平均: 5.0
5 兎に角感動します。

【私の評価】★★★★☆(85点)


■著者紹介・・・神渡 良平(かみわたり りょうへい)

 1948年生まれ。新聞記者、雑誌記者を経て独立。
 38歳のとき脳梗塞で倒れ、半身不随となったが再起。
 闘病生活中に、先人の知恵の大切さに気づく。
 「安岡正篤の世界」「丸山敏雄の世界」など著書多数。

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■関連書評■
a. 「成功の実現」中村天風
【私の評価】★★★★☆

b. 「論語の活学」安岡 正篤
【私の評価】★★★☆☆


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本のソムリエ公式サイト発行者の日記

世界に誇る日本の道徳力―心に響く二宮尊徳90の名言
【私の評価】★★★★☆(83点)


■小学校でよく見かける石像:
 二宮尊徳の名言をまとめた一冊です。

 松下幸之助の次に来る人は、
 二宮尊徳ではないかと思えるほど、
 現実に合った知恵を教えてくれます。


■まず、驚くのは、怠惰な農民を支援するためには、
 勤勉な農民を表彰すること、
 そして、怠惰な農民は滅亡するにまかせることが
 秘訣であるとしていることです。

 現代の発展途上国支援において、ODAの資金が、
 結果して悪徳政治が生き延びる手助けをしている
 事実を予言しているように感じます。


  ・衰えた村を復興させるには、篤実精励の良民を選んで
   大いにこれを表彰し、一村の模範とし・・・放逸無頼の
   貧民をさし置いて、離散滅亡するにまかせるのが、
   わが法の秘訣なのだ(p62)


■また、村の再建を依頼されたときには、
 自分の家、田畑を売り、すべてを捨てて
 再建に取り組んでいます。

 再建がいかに困難であり、
 そのためには自らのすべてを賭ける必要があることを
 知っていただけでなく、実行しているわけです。


  ・尊徳が事を起こすときには、つねに退路を断って前進する
   覚悟がありました。・・・ひとたび責任ある立場に立ったとき、
   人はその覚悟が必要です。(p89)


■リーダーは、あるべき姿を100回言える人だといわれます。
 100回でだめなら1000回、
 1000回でだめなら1万回言い続けるのです。

 二宮尊徳も、それを知っており、
 ひたすら村を回って、指導して結果を出しています。


  ・愚かなものでも、必ず教えるべきだ。
   従わなくても怒ってはならない。
   また捨ててはならない。(p189)


■( 二宮尊徳 )は、石像だけではなく
 私たちが深くその思想を学ぶ必要のある人です。

 その尊徳の凄さを垣間見させてくれる良書だと思いました。
 本の評価としては★4つとします。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・小事を嫌って大事を望む者に成功はない(p31)


  ・道は書物にあるのではなく、行ないにある(p155)


  ・いい種も悪い種もすべて自分が蒔いたもの(p112)


  ・賭をして負けるのは、勝とうとすることの変化である。
   商人が不利を招くのは、巨利をむさぼることの変化である。
   脱税や滞納は、しぼりとることの変化である。(p116)


  ・分度とは収入支出のバランス、計画経済をいい、
   予算以上の使い方を分内の財を散らす(p51)


▼引用は、この本からです。

世界に誇る日本の道徳力―心に響く二宮尊徳90の名言
石川 佐智子
コスモトゥーワン
売り上げランキング: 2230
おすすめ度の平均: 5.0
5 金次郎のことは知っていても二宮尊徳先生のことは知っていますか?この本は解りやすくてよい!

【私の評価】★★★★☆(83点)


■著者紹介・・・石川 佐智子(いしかわ さちこ)

 公立中学校教諭として15年間勤務。退職後、
 子育てをしながら家庭児童相談、PTA役員など活動する。
 教育、童話などの著述、講演活動も行う。

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■関連書評■
a. 「二宮翁夜話」村松敬司
【私の評価】★★★★☆

b. 「代表的日本人」内村鑑三
【私の評価】★★★★☆


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1日1枚成功シート―これで僕はホームレスから上場企業の社長になった
【私の評価】★★★★★(90点)


■ホームレスから上場企業の社長となった兼元さんの一冊です。

 やはり目標達成には、潜在意識(この本では「自立神経さん」)を
 活用することが条件となるようです。


■では、この無意識ともいえる潜在意識に
 達成した目標を覚えてもらうにはどうすればいいのでしょうか。

 それは体で覚えることです。
 つまり、口に出して繰り返し言う。
 手で目標を書く。
 これを繰り返すのです。


■この本には、目標達成シートがついています。
 内容としては、通常のものと変わりません。

 「自分のやりたいことリスト」を書いて、
 自分の目標を考える。
 そして目標達成シートを毎日書くのです。

  ・たとえ仮の目標であっても、一度決めたら、少なくとも
   3年はそこに向かって頑張ってみることをお勧めします。(p80)


■しかし、著者はホームレスになる前から、
 目標達成シートを書いていたといいます。
 では、なぜ失敗したのでしょうか?


■それは( 目標設定 )が間違っていたためです。
 目標に、大切な家族との関係や、大切な仲間との関係が
 入っていなかったのです。

 そのために、家族と仲間に見放され、
 ホームレスになったのです。

  ・Be careful what you wish for.・・・
   「考えるときには注意しろ。願いがかなってしまうから」(p27)


■目標設定の恐ろしさを、この本で実感しました。
 そして、恐るべき潜在意識の力も実感できました。

 さて、あなたならどんな目標設定をするでしょうか?
 あなたの未来はあなたの手の中にあります。

 本の評価としては、★5つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・若い頃、最初に目標を立てたときは、“仮決めの嵐”でした。
   ただ、大命題として一つあったのは、
   「世の中のためにいいことをする」ということです。(p47)


  ・夢や目標がなかなか思い描けない方へのヒント・・・
   僕がお勧めしたいのは、「父親のやりたかったこと」
   「母親のやりたかったこと」を、自分のやりたいことと
   並行して書き出してみることです。(p57)


  ・「作業項目」・・・「一つの成功」で弾みをつけるためにも、
   あえて、「達成できる項目を入れておいたほうがいい」・・・
   要は達成感。作業項目に「消す楽しみ」を入れておくべきだ(p124)


  ・「あなたの経験はたいした失敗ではない・・・日本という
   豊かな国で生きられるだけでも幸せなのに、こういう(ホームレス)
   生活をしているあなたが信じられない」(p3)


▼引用は、この本からです。

1日1枚成功シート―これで僕はホームレスから上場企業の社長になった
兼元 謙任
東洋経済新報社
売り上げランキング: 939
おすすめ度の平均: 5.0
5 ある意味で、深い人生論でもあり……

【私の評価】★★★★★(90点)


■著者紹介・・・兼元 謙任(かねもと かねとう)

 1966年生まれ。株式会社GK京都などを経て、
 1999年オーケイウェブ設立。
 2000年オーケイウェブ(現オウケイウェイブ)代表取締役。
 オウケイウェイブは2006年に名古屋証券取引所に上場。

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■関連書評■
a. 「マイ・ゴール」リチャード・H・モリタ、ケン・シェルトン
【私の評価】★★★★☆

b. 「ゴール」ブライアン・トレーシー
【私の評価】★★★☆☆


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3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”
【私の評価】★★★☆☆(77点)


■「鏡の法則」の野口 嘉則さんの一冊です。

 「鏡の法則」と同じように、
 ( 感謝 )の気持ちに気づかせてくれる一冊になっています。


■さらに、(自分の価値)と(自分の感情)への気付きを加えているところが、
 新しい工夫というところでしょうか。

  ・教えてあげなさい。
   『君はそのままで素晴らしい存在なんだ』と。(p90)


■この本で特に良いところは、
 (自分の感情)に気づくように助言してくれることでしょう。

 (自分の感情)を無視して、
 他人の評価を基準にしている人は
 かなり多いはずです。

  ・自分の感情に気づくと、その感情に支配され
   にくくなるのじゃ。(p153)


■(自分の感情)を理解することで、 
 より自分の価値に合った判断ができるように
 なるのです。


■ちょっと暗さが気になりましたが、
 大切な内容を伝えてくれる一冊です。
 本の評価としては★3つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・真に賢い人間は、『自分にとってなにが一番大切なのか』を
   知り、『その一番大切なものを大切にするためにはどうすれば
   どうすればよいのか』を考える。(p154)


  ・大人も子どもも、周りから評価されるために、
   目に見える結果ばかりを追い求める。
   そして、自分らしさを埋没させてしまっているのじゃ(p72)


  ・『君の心臓は君が動かしているのかね?』と。
    わしは答えられなかった。そして老人はこう言った。
   『天が君を生かしているのだ。・・・(p121)


▼引用は、この本からです。

3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”
野口嘉則
ビジネス社
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おすすめ度の平均: 4.5
4 幸せ成功法則!
5 涙しました
3 軸になるストーリーに心打たれた
3 3つの真実とは?
5 良い!

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■著者紹介・・・野口 嘉則(のぐち よしのり)

 リクルートに入社後、メンタルマネジメントの講師として独立。
 2003年にコーチとして活動を始める。

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■関連書評■
a. 「「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法」石井 裕之、フォレスト出版
【私の評価】★★★★☆

b. 「苦手意識は捨てられる」梅本 和比己、中経出版
【私の評価】★★★☆☆


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心の入れかえ方―1日30回の自己暗示で、自分が変わる
【私の評価】★★★★☆(84点)


■自ら「うつ病」だった著者が教えてくれる
 ストレス発散、自己暗示の方法です。


■まずは、自己暗示です。

 私は「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と言いながら
 歩いていますが、著者の場合は、
 「だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言いながら
 歩いているそうです。

  ・私の場合、「だいじょうぶ!絶対うまくいく!」
   という言葉を繰り返して、
   自己暗示しています。(p9)


■それ以外にも、ストレス発散のために、深呼吸をしたり、歩くなど
 「うつ病」にならないためのテクニックは参考になるはずです。

  ・腹が立ったり、イヤなことがあったとき、そうした
   自分の気持ちを「紙に書き出す」のです。・・・
   意外に効果があるのです。(p46)


■自らが「うつ病」「対人恐怖症」だったことが、
 説得力を大きくしています。

 「うつ病」「対人恐怖症」対策に興味のある方には、
 必読の一冊と感じました。本の評価としては★4つとします。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・自分で発した「絶対うまくいく!」の言葉のあと、
   「そのとおり!」と声に出して、
   うなずくのがポイントです。(p22)


  ・ある中学校では、職員室の隣の小部屋にサンドバックが
   置いてあります。ストレスがたまった教師は、
   そのサンドバックを殴ったり蹴ったりしてストレスを
   発散させます。(p44)


  ・自分の顔を鏡に映して「いい顔しているよ」
   「きょうもいい日だ」「だいじょうぶ!絶対うまくいく」など
   言葉に出して自己暗示するのです。(p49)


  ・足腰が弱くなってしまうと、気力まで弱くなってしまう。
   ・・・足と脳は直結しているからです。(p93)


▼引用は、この本からです。

心の入れかえ方―1日30回の自己暗示で、自分が変わる
阿奈 靖雄
PHP研究所
売り上げランキング: 716
おすすめ度の平均: 4.5
4 うつ克服に基づく自己暗示テクニック
5 笑門来福の科学的実証

【私の評価】★★★★☆(84点)


■著者紹介・・・阿奈 靖雄(あな やすお)

 1941年生まれ。産経新聞記者、広告代理店を経て、
 (株)クリエイトANA代表取締役。
 「プラス思考」講演家。
 
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■関連書評■
a. 「「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法」石井 裕之、フォレスト出版
【私の評価】★★★★☆

b. 「苦手意識は捨てられる」梅本 和比己、中経出版
【私の評価】★★★☆☆


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