旅は電卓と二人連れ |邱 永漢
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旅は電卓と二人連れ
邱 永漢
新潮社 刊
発売日 1997-04
価格:¥420(税込)
自慢話でも面白い 2005-11-05
1994年に出た単行本『電卓と二人連れ』の改題・文庫化。
もともとは日本航空の機内誌『アゴラ』と、ダイエーの社内誌『P・S』に連載されたもの。前者に載ったものは国外投資に重点が置かれ、後者のは老人の楽しい過ごし方について語られている。
基本的には著者の自慢話と考えて良い。中国返還前、香港では不動産が値下がりした。しかし、著者はそこで大規模な投資を行って成功した。また、七〇才を過ぎてもバリバリと働き、世界中の美味しいものを食べている。そういうことがずらずらと書かれている。読んでいて余り気持ちのいい内容ではない。
しかし、なによりも文章が上手い。また、発想や視点が人並み外れている。だから、面白く読めてしまう。さすがだ。
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この記事は2006/4/19に作成しました。
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