「人財論」邱 永漢、PHP研究所(1992/08)
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(評価:★★☆☆☆時間とお金に余裕があればぜひ)
●「心が変ると行動が変る、行動が変ると習慣が変る、習慣が変ると人格
が変る、人格が変ると運命が変る」という言葉があります。これを国に
当てはめると、「国民の心が変ると国民の経済力が変る、国民の経済力
が変ると国の経済力が変る、国の経済力が変ると国の運命が変る」とい
うことでしょうか。
・大切なのは企業家がいるかどうかであって、そういう人が多く輩出する
かどうかで、一国もしくは一地方の経済発展のスピードとスケールが
きまる。(p42)
●邱永漢先生は台湾出身なので、日本の外から物事を観察することができるし、
何より自分自身が事業を行なっているので、人材の大切さは身にしみている
ようです。
・金持ちの国はよく売れる物をたくさん生産して金持ちになり、貧乏な国
は売れない人間をたくさんつくって、ますます貧乏をする。(p83)
●商売を考えると、自分ですべてできるわけではありませんから、人を雇わ
なくてはなりません。そうすると、どうしても人材レベルについて悩む
ことが多いようです。
・講演業をやっていると、すぐにわかることがある。経済の発展している
地域ほど講演会が盛んで、ききに来る人も多いということである。(p62)
●世の中の観方について勉強になった一冊でした。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・日本人は口では国際化を謳い上げても、実際には外国人に対して硬く
門戸を閉ざしている。それはほとんど本能的な拒否反応であって、リクツ
以前の国民感情と言ってよいだろう。(p198)
「人財論」邱 永漢、PHP研究所(1992/08)¥1,427
(評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)