松下孝之助の本を読んでいると、思わず姿勢を正している自分を発見します。

その本はやさしく問いかけてくるのですが、その端々に怖いくらいの力強い思いが含まれているのです。

物の見方考え方

物の見方考え方物の見方考え方
松下 幸之助
PHP研究所 刊
発売日 1986-05
価格:¥490(税込)
オススメ度:★★★★★




経営者がくよくよする前に読む本 2005-05-07
~どんなときも些細なことで自信喪失して自己崩壊寸前になりますよね?
でも、考え方一つで前向きに生きられるのです。
例えば上得意から「明日から納入しなくてもよろしい」ときられたとき、
この本を読んでおくと、ああ、安くたたかれ納期も厳しかったから
これで自由に商売ができ大きく儲けられるぞ。
と明るく前向きな思考がわくものです。
朝一番の~~トイレの中で読むことをおすすめします。~

仕事への意欲を失いつつある人に効くかもしれません 2004-05-28
タイトルのとおりに松下幸之助の物の見方 考え方を知ることができます。話の種はありふれたものでありながら、私がこれまで考えていた視点とは全く異なった点からの考え方を知ることができました。働くことに意欲を失ってるときに読み、仕事へのモチベーションを高めることができました。自分と同じようにモチベーションが下がってる人は読んでみるとモチベーションが改善されるかもしれません。

簡素だが考え抜かれた言葉が胸を打つ 2002-07-06
プロジェクトXで広く世に知られ、映画にもなった日本ビクターのVHS開発秘話。日本ビクターの人たちが開発したVHSの優秀さを一目で見抜いたのは、松下幸之助さんであった。まさに経営の神様。その松下さんが、昭和39年に現した本である。かなり時間が経っているし、今現在、松下電器が不振でもあり、果たして得られるものがあるのだろうかとも考えられるが、企業の不祥事や政治の腐敗がはびこる時代にいる私どもにとって、松下さんの言葉は、救済の言葉のように感じられる。「企業の利益には社会正義が必要である」とこの本の中で松下さんが語っている。現代の経営者でこんなことが言える人がいるだろうか。政治家はどうだろうか。企業のあり方、存在というものを、とことんまで突き詰めて企業運営をしていたことが松下さんの言葉の端々に偲ばれる。今を生きる我々に、大事なものは何かを再度示してくれている。素晴らしい日本人に出逢えた幸せが感じられる。


もっと詳しく⇒


この記事は2006/4/15に作成しました。

【松下孝之助の生涯】
1894年生まれ。1989年永眠。

和歌山県和佐村で小地主8人兄弟の末っ子として生まれましたが、父が相場で失敗し、小学校を中退、単身、親元を離れて大阪に丁稚奉公に出ます。

その後、自転車店、セメント工場などに務めた後、これからは電気の時代が来ると直感した松下は、大阪電灯(現関西電力)に入社し内線係見習工となります。

そして、22歳の時に会社を辞めて独立。電球ソケットを製作、販売するも、商品が売れずに食費にも困るような苦労をします。

その後、徐々に受注が増え、翌年には松下電気器具製作所を設立。ランプ、アイロンなどを製作し、1930年に非常に故障の少ないラジオの開発に成功し、これで松下の名前は一躍有名になりました。

1933年には事業部制を実施し、本体は松下電器産業株式会社に改組する一方、松下電器貿易、ナショナル電球、松下造船などといった関連会社を次々と設立していきました。

戦後は一時GHQによる財閥解体の余波で生産活動ができない状況に陥りますが、ひとつずつ生産再開の許可を勝ち取り、昭和30年代には完全に復活しました。

その後、1952年にはオランダのフィリップスと提携。1959年にはアメリカ松下電器を設立。松下はやがて世界のパナソニックになっていくのです。

第一線から身を引いた後は、PHP運動を通して真理の社会的実践を目指しました。

1980年には、これからの日本には信念あるリーダーが必要と考え、松下政経塾を開塾。多くの有望な政治家の育成に努めたのです。